『悩まず書ける! 伝わる! 公務員のSNS・文章術』出版のお知らせ

弊社代表取締役・小田順子は、柏崎市(新潟県)の編集協力により、『悩まず書ける! 伝わる! 公務員のSNS・文章術』(学陽書房)を9月17日に出版しました。

これは、柏崎市の広聴広報事務のマニュアルである「広聴広報の手引」(2014年11月作成/16年6月改訂)を元に執筆したものです。

画像:『悩まず書ける! 伝わる! 公務員のSNS・文章術』(小田順子著)の表紙

「広聴広報の手引」は、小田の助言のもと、広聴広報課職員が作成したもので、具体例を挙げながら、広報文の書き方を丁寧に、論理的に説明しています。具体例には、市公式ホームページに掲載した文章や、市民からの問い合わせへの回答文、SNSへの投稿など、日々の業務の中で作成した文章をふんだんに盛り込んでいます。

この手引は、うわさを聞きつけた複数の自治体から「欲しい」との要望がありましたが、内部文書であるため非公開。事務処理手順など、他の自治体には当てはまらない部分もあります。そこで、『悩まず書ける! 伝わる! 公務員のSNS・文章術』は、手引の内容を取捨選択したり、書き換えたり、補足したりして、汎用性の高いものにしました。国や他の自治体でも活用していただき、日本中の「役所」が、わかりやすい広報文を書くための一助となることを目指しています。

なお、柏崎市は印税の受け取りを辞退したため、小田は、市の全部課と関連団体に新刊(合計90冊)を寄贈するとともに、印税の10%を、ふるさと納税という形で市に還元することにしています。